このページでは、月3-285改以外のこと。他の月配列や他の配列などについて書いていこうと思います。
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07/01/13 拗音先押し配列

なんかもう、あきれられるほど放置してごめんなさい。
人生の修羅場と言えるほどの多忙と戦っております。

まずは、星配列を完全板にしてちゃんとした公開ページを作るのが先決だと思いますが、その後いつか取りかかりたいものとしてメモ代わりに書かせて頂きます。
今回思いついたのが、拗音先押し配列です。
概要は以下の通り。
・大体は星配列と同じ中指・薬指プレフィクスシフト
・ただし、拗音は以下に示すような特殊なルールを採用。

最初の2打がkj、df(中→人)なら、3打目に打ったキーの文字+ょ
最初の2打がkl、ds(中→薬)なら、3打目に打ったキーの文字+ゅ
最初の2打がk;、da(中→子)なら、3打目に打ったキーの文字+ゃ
最初の2打がlj、sf(薬→人)なら、3打目に打ったキーのシフト側の文字+ょ
最初の2打がlk、sd(薬→中)なら、3打目に打ったキーのシフト側の文字+ゅ
最初の2打がl;、sa(薬→子)なら、3打目に打ったキーのシフト側の文字+ゃ
利点は以下の通り。
・拗音系なのに、覚えるべき文字数が濁音系かな配列と同等
・拗音が必ず3打(4打以上にならない)
・拗音の最初の2打はほぼ一打と同じ感覚で打てる
・中段アルペジオ率が大きく上昇
・良位置に配置できる文字が増加


欠点は以下の通り。
・先押しなので、押す直前に躊躇する可能性がある
・拗音が必ず3打(2打で打てなくなる)
・「l;」が悪指運かも!?

05/12/14 片手用2段配列(予備キーシステム)

「海配列」での上下移動の多さが気になったので、規則性を落とさないようにしながら2段に詰めこむ方法を考案してみました。

1打目
|小 |薬 |中 |人 |左手|
|ら |ま |は |な |上段|
|た |さ |か |あ |中段|

2打目
|小 |薬 |中 |人 |左手|
|予3|予2|予1|オ |上段|
|エ |ウ |イ |ア |中段|
今までと同様、1打目で子音(行)を、2打目で母音(段)を決定します。
たとえば「そ」と打ちたい場合は1打目に「さ」2打目に「オ」を打てばいい訳です。

ここまでは今まで出してきたものと同じような内容になりますが、ここからが新しい要素。
「き」のように1打目と2打目が同じキーになる場合は、2打目に「予1(予備キー1)」を押すことで入力します。
さらに、「お」や「ひ」のように1打目と2打目が同指異鍵になる場合は、2打目に「予1(予備キー1)」を押すことで入力します。

例えば「あ=あ+予1」「き=か+予1」「す=さ+予1」
「お=あ+予2」「な=な+予2」「む=ま+予2」

濁点文字は1打目と2打目の間にスペースを挟みます。
また、1打目の母音に入っていない「や行」は他の行の「予3(予備キー3)」を使用することにより入力します。
細かいシステムを作成した後にまたオリジナル配列として出すことにします。

この「予備キー」システムを要することで、1打目と2打目は完全に異指となりますし、携帯電話などに採用した配列を適用すると完全交互な配列が出来るのではないかと思われます。

05/04/30 予定表

以前にも予定表みたいなのを書きましたが、あれからも大分予定が変わってきたのでもう一度メモ。
要望・思いつき次第でまた変更する可能性もあります。

拗音の月が完成した後の話なのですが、以前は濁音系の月配列を作ろうと思っていました。
ですが、あれこれしたい改造を施しすぎると、月配列自体のバランスが崩れてしまうのです。
そこで、新しい配列を1から作ってしまおうと。
配列の概要を言いますと、
・前面に「ゃゅょー」を配置。
・頻度上位のものは逃がさず前面に配置
・当然ながら「qxcy/」などのキーはちゃんと頻度落とす計算をして配置。
・交互率を細かく計算し、なるべく同手でもアルペジオに。
・指の負担を検討。各指の頻度だけでなく、同じ指を短い間隔で何度も押すことのないように。
・頻出の語句は打ち切るまでに同じ指を2回以上使わないように。さらに指を置きなおさず打てるように(awerの4つの組み合わせとか)。
・上下移動も抑えたものに。
・高頻度の文字を2打に配置する時は異手中段2打に。
・両手中指・薬指を使う4シフト
隠し機能として3打拗音も塔載(アルペジオシフト)
・「:」「@」はかなり低頻度域にて使うかも。
などの仕様を塔載した夢の配列です。
この配列に関して何か要望があれば、今のうちに。

濁音系は無駄が多くてあまり好きじゃないけど、拗音系は阻害されがちなので、普及を図るため仕方なく濁音系に。
派生版として拗音型も作るかも。
配列の出来にもよりますが、月配列に勝てるような本当にいいものが出来た場合は配列名「星配列」を戴こうかと思っています。
少し調べてみましたが配列名の先約はまだありませんよね!?

開発一覧(優先度の高い順に)
「A:実行中」「B:Aが完成したらすぐに」「C:時間があれば」 A:月3-285改(m3.00)・・・シフト全面配置換え
B:星配列(仮)・・・1から作成
B:タイピング記録(qwerty/月)・・・月3-285改(m3.00)が完成後、それを使用した記録
C:海配列・・・鏡面配置換え・人指伸も使う
C:月配列の解説ページ
C:月3-285改(ma1.00)・・・1から作りなおし
C:その他・・・何か思いつくことがあれば

05/04/15 両手用配列(中段のみ使用)(qwertyを押しつぶしてみる)

以前中段のみで打てる配列を考えてみましたが、以下の様にすればqwerty配列から移行が容易かも知れません。
でも、指運も悪いのであまりいい配列とは言えない気もします。
dvorak仕様にしても面白いかも!?

1打目
|小 |薬 |中 |人 |伸 |両手|伸 |人 |中 |薬 |小 |
|ざ●|さワ|だ●|らバ|たガ|中段|なハ|まヤ|かャ|あァ|ぱ●|

2打目
|小 |薬 |中 |人 |伸 |両手|伸 |人 |中 |薬 |小 |
|あ |オ |え |ウ |イ |中段|エ |う |い |お |ア |
ちなみに05/03/30の配列は「つばめ配列」としてそのうち公開することにします。
中段のみ使用する配列のシリーズを「雨冠」の付く漢字にするのも面白いかと思ったのですが、「つばめ」が気に入ったのでこれに決定です。

05/04/11 色々と同時進行

とりあえず開発したいものが色々出来ましたので、同時進行で進めていくことに致します。

まず、「月3-285改(m3.00)」について、「S5、S6の見直し」「拗音の2重配置を廃止し、頻度順・規則順にすべき文字の見定め」など、具体的な方向性が見えてきました。
また、「月配列」でのgoogle検索において、大分上位になりましたので、他のサイトに頼りきらず自分のサイトだけでも月配列のノウハウが分かるように自足自給のサイト構成を完成させるべきかと思いました。
あとは細かいページのデザインなど。

既に頭の中では完成しているものやまだまだまだ低迷しているものなどがあるので速度にバラつきがあるかと思われます。
参考までに開発一覧(優先度の高い順に)
月3-285改(m3.00)・・・最優先(アルペジオシフト化)
中段のみ使用するカナ配列・・・時間があれば(仕上げ)
月配列の解説ページ・・・時間があれば
月3-285改(ma1.00)・・・時間があれば(1から作りなおし)
タイピング記録(qwerty/月)・・・いいい記録が出れば(月でS以上)
海配列・・・何か思いつくことがあれば(改良)
濁点の月・・・月3-285改(m3.00)が製作完了してから
その他・・・何か思いつくことがあれば(開発)

05/04/02 「月配列(ma1.00)」製作開始!

先に内容を簡潔に言いますと、今回作るのはシフト後押し系の月配列です。
この内容に関しては月配列を使い始めた時からずっと思っていたことで、「月3-167」あたりでも発言してみたのですが、あの時は技術的に難しかったので断念したのです。
でも今なら技術においても知識においても問題なさそうなので実行に移る事に致します。

まずはどういうものなのか簡潔に説明致します。
月「2-263」において、「せ=kc」となっているのを「せ=ck」とするのです。つまりシフトキーを後押しする訳ですね。
「c」と打つと「に」が出力されますが、その後「k」と打つと「せ」に変わります。

この方式は「二打かかる文字において、必ず二打目の指が良い位置に来る」という利点があります。
「一打目=打ちやすい、二打目=打ちにくい」よりも「一打目=打ちにくい、二打目=打ちやすい」の方が、次の文字の打鍵に入りやすいと思うのです。
これはある意味ローマ字打ちの「2打目が『aiueo』の5ヶ所に限定される」という性質にも類似していると思うのです。
また、打ち終わりが好位置に来る配列ほど打ちやすいという話も聞いたことがあります。
dvorakなども一応「打ち終わりが好位置に来る配列」と考えていいと思います。

作成にあたっては、「月2-263」をベースに少しずつ改造していきたいのですが、その際の問題点は「ら」「も」「ひふへほ」の処理、「半濁点」の処理が挙げられるでしょうか。
また、「れち」もうまく処理していきたいところ。
また日を改めて少しずつ処理をしていくことにします。

05/03/31 「海配列」の悪指運対策。

海配列の縦移動が多い点や縦連が発生するため、指運の悪い文字は2打目に「無変換」を押すことで拡張することにします。
まずは指運が悪く、なおかつ2打目スペースの実装がされていないものを書き出し。
「あ行」は「お」、「か行」は特になし、「さ行」は「す」、「た行」「な行」は特になし、「は行」は「ふ」「へ」、「ま行」は「ま」「む」「め」、 「や行」は「ゅ」「よ」、「ら行」は「ら」「る」「れ」、「わ行」は「を」。
配置可能なのは12箇所のみなので、実装不能な文字が1つだけ出てきますね。
連打の「へ」に諦めてもらいましょう。

一打目
|小 |薬 |中 |人 |左手
|お |よ |ゅ |を |上段
|る |む |ふ |れ |中段
|す |ら |ま |め |下段

ニ打目=無変換
こんなもんで。
また次回の海配列のバージョンに実装致します。
それにしてもこんなに指運の悪い文字が多いなら、スペースを拡張ではなくデフォルトで使った方がいいかもしれませんね。
綺麗な組み合わせが見付かったら実装することにします。

05/03/30 両手用配列(中段のみ使用)

昨日の拡張版です。
片手打鍵では「左手→左手」の1種類しか無いのに対して両手打鍵では「左手→左手」「左手→右手」「右手→左手」「右手→右手」と4種類あります。
単純計算で4倍の文字配置が可能なので4段ずつ配置した昨日の文字配置をうまく変形すると両手では2打で打てるのではないかと試してみたのですが…可能でした。

1打目
|小 |薬 |中 |人 |伸 |両手|伸 |人 |中 |薬 |小 |
|ヤま|ハな|タさ|カあ|● |中段|● |らワ|がザ|だバ|ぱァ|

2打目
|小 |薬 |中 |人 |伸 |両手|伸 |人 |中 |薬 |小 |
|オ |ウ |ア |イ |エ |中段|え |い |あ |う |お |
1打目と2打目は平仮名同士・片仮名同士がセットになるわけですね。
例えば「す=さ+う」「く=カ+ウ」。
折角ですので覚え易いようにしつつ頻度を考慮して「ャ行」も入れて組み合わせを変えてみましょう。
1打目
|小 |薬 |中 |人 |伸 |両手|伸 |人 |中 |薬 |小 |
|ァあ|ガか|ザさ|ダた|記数|中段|ヤ●|ナゃ|ハば|マぱ|ラわ|

2打目
|小 |薬 |中 |人 |伸 |両手|伸 |人 |中 |薬 |小 |
|オ |ウ |ア |イ |エ |中段|え |い |あ |う |お |
これで大体実装可能ですね。
この配列、中段のみで打てるという強力な武器を得たものの、完全交互という2打鍵系最大の武器を失ったようなもの。
縦移動が無い分に関しては指の負担も少なく高速打鍵も可能な気がします。
逆に同指打鍵が発生する事に関しては指の負担も大きく高速打鍵も不可能な気がします。
この配列に関しても使ってみないことには分からないといったところでしょうか。

この配列と昨日の配列、どちらも実装すると面白そうなので専用ページを作ろうと思います。
「栗」と「海栗」のように海が付く物・付かない物同士の関係の配列名を付けたいところですが他にもっといい物があるでしょうか。
「ブタ配列」と「イルカ配列」…うーん…。

05/03/28 片手用配列(中段のみ使用)

片手配列において、1文字3打にする代わりに中段のみで打鍵できるものがあったら面白いのではないかと思ったので作ってみることにします。
ちょうど縦移動が多い海配列とは対称的なものになるでしょうか。

1打目
|小   |薬   |中   |人   |左手
|後退  |無変換 |決定  |変換  |上段
|ゃぱばだ|ざがわら|やまはな|たさかあ|中段

2打目(一打目が「たさかあ」)
|小 |薬 |中 |人 |左手
|た行|さ行|か行|あ行|中段

2打目(一打目が「やまはな」)
|小 |薬 |中 |人 |左手
|や行|ま行|は行|な行|中段

2打目(一打目が「ざがわら」)
|小 |薬 |中 |人 |左手
|ざ行|が行|わ行|ら行|中段

2打目(一打目が「ゃぱばだ」)
|小 |薬 |中 |人 |左手
|ゃ行|ぱ行|ば行|だ行|中段

3打目
|小 |薬 |中 |人 |左手
|え |お |う |あ |中段
[Space=い]

例えば「え=人人小」「こ=人中薬」「ず=薬小中」「ょ=小小薬」(すべて中段で)
3打目の[Space=い]を廃止して、「人差し指伸」を新たに配置するのも面白いかも知れませんが、「Space」の方が打ちやすいと思います。
また「人差し指伸」に「ぁ行」や記号やバックスペースを割り振るのも面白いかも知れません。
この配列、縦移動が無い分に関しては指の負担も少なく高速打鍵も可能な気がします。
逆に1文字3打鍵かかることを考慮すると指の負担も大きく高速打鍵も不可能な気がします。
結局これも使ってみないことには分かりませんね。

配列名は「つばめ」なんかが合ってるんじゃないかと思ったのですが、海関係にすると決めていましたし、どうしようか迷っています。
海関係で「かもめ」とするか、無関係に「つばめ」とするか。
今のところ配列名未決定で。

05/03/24 片手用配列(3ヶ所の親指使用)

海配列において「スペースキー」を2打目に持ってくるととても打ちやすいことが判明しました。
これを拡張した提案なのですが
「sdfg」をホームポジションとして、「無変換」「スペース」「変換」の3キーを配列内に組み込むと、打ちやすい片手用配列ができるのではないでしょうか。
例えば「w」「無変換」と打つと「あ」。「w」「スペース」と打つと「い」。「w」「変換」と打つと「う」。
2打目全てを親指にすると今度は親指の負担が大きくなるかもしれないので考え物ですが、多用するのは悪くないかもしれません。
使えなくなった「無変換」などは「sdfg」の外側の「a」の列と「h」の列に振り分けておけば何とかなりそうですし、この配列を使うかどうかは別にして作るだけ作ってみるのも面白いかも知れません。
また、親指3つは使いにくいとしても2つ使用ならまだ実用性は高いかもしれません。
ということで、帰ってきて更新再開可能になってから作ることにします。

05/03/24 「海配列」公開致しました。

即席ではありますが、海配列専用ページを公開。ページの中は海っぽいデザインにしました。
こちら

ちなみに左手縦連対策で、左右反転や上下反転あるいは2打目の母音の配置を右下重視にするような配置換えまたはその他の改善を近日中に行うかも知れません。
(→後から文章追加)とりあえずは左手縦連の「る=xe」「ま=cr」だけは今すぐにでも対策したいところですが、これらを「x 無変換」「c 無変換」とすることで改善する可能性が高いです。
その他打ちにくい指運は全部2打目を「無変換」とすることで対策しようかと。
あと、打鍵が複雑化されるのが悩みどころなのですが、2打目の位置を臨機応変に変化させるとか、二重に配置しておくとか。
これも今度具体的に考えていく事にします。

で、明日から数日間出かけます。
しばらく更新が出来なくなりますのでご了承願います。
出かけ先から帰ってきてから海配列のページも含めて更新するので、これからもよろしくお願いいたします。

05/03/23 「海配列」完成!!

以前に出した同指率減少に特化した片手用配列なのですが、最も実用性が高いので完成版を作って公開してしまおうと思います。

以前の配列図は以下のとおり。

一打目
|小 |薬 |中 |人 |左手
|あ |た |や |わ |上段
|か |な |は |゛ |中段
|さ |ら |ま |゜ |下段

ニ打目
|小 |薬 |中 |人 |左手
|● |● |ウ |ア |上段
|● |● |エ |イ |中段
|● |● |特 |オ |下段
ここで、濁点は頻度が高いため「Space」に配置することで改善することにします。
人差し指中段は数字キー、人差し指下段は記号キーとします。
さらに数字キー・記号キーは特別に配列を設ける事とします。
拡張として、「2打目がスペース」という押しやすい指運には頻出の文字を二重に割り振ることに致します。
一打目
|小 |薬 |中 |人 |左手
|あ |た |や |わ |上段
|か |な |は |数 |中段
|さ |ら |ま |記 |下段
    [Space=゛]

ニ打目(かな)
|小 |薬 |中 |人 |左手
|● |● |ウ |ア |上段
|● |● |エ |イ |中段
|● |● |● |オ |下段
    [Space=特殊(下記入力表参照)]

ニ打目(数字)
|小 |薬 |中 |人 |左手
|1 |2 |3 |− |上段
|4 |5 |6 |0 |中段
|7 |8 |9 |. |下段
    [Space=特殊(下記入力表参照)]

ニ打目(記号)
|小 |薬 |中 |人 |左手
|〜 |> |「 |」 |上段
|! |? |( |) |中段
|ー |。 |、 |・ |下段
    [Space=特殊(下記入力表参照)]
例えば「が=か+ア+Space」「1=数+1」「!=記+!」

最後に入力表です。
  2打で入力
2打+濁点
 










×××××
×××××
×××××
×××××
Sは2打目に「Space」を押すことを意味しています。

以上で完成です。
少し急ぎすぎたかもしれませんが、25日からしばらく出かけて更新できなくなるので、それまでに完成させておきたかったのです。
配列名なのですが覚え易いように日本語のものにしようと思っていて、以前から自作片手配列には海に関係するものにしたかったのです。「かもめ配列」とか「いるか配列」とか。特に深い意味は無いのですが。
特に「かもめ配列」は気に入っていて使いたかったのですが、今回は自作片手配列の原点の配列となりますので「海配列」とします。(「かもめ配列」は次回に。)
すぐに菱用データも含めて公開できるようにします。

05/03/21 将来的に完成させたい片手配列

将来的には「規則的」ではなく「頻度に従った」片手配列を作りたいと思っています。今回はそれについて。
前回の日記のとおり、清音では「2打」がちょうどいいのではないかという結論になりました。
ここで左手のみで可能な2打の組み合わせは何通りあるでしょうか。
15キーあるので、可能な組み合わせは15×15=225通り。
同列においては各5×5=25通り。上中下3列あるから25×3=75通り。
同列の隣の指同士の打鍵においても9通りあります。
ならばこんな配列は如何でしょうか。

「頻度の高い文字は打ちやすい2打、頻度の低い文字は打ちにくい2打に配置した片手配列」
また今度作っていくことにします。

05/03/14 頻出は1打、低頻度は2打の片手用配列の件

順番がバラバラで申し訳ない。あくまでも駄文なので勘弁してくださいな。
以前に出しました「頻出は1打、低頻度は2打の片手用配列」について少し考えてみます。
まずは何シフト必要かについて。
実装が必要な文字は「ゃ=や゙」等で稼ぐとして「カナ文字とー゛゜、。」の52文字。
入力可能な文字数については、シフト無しとすると15字。1シフトで29字。2シフト43字。3シフトで57文字。これでギリギリでしょうか。
月配列2-263においてはシフト無しが32文字もあるのに対し、片手3シフト配列ならば12文字と激減します。
また、シフト後の打鍵も異常に打ちにくいのです。特に同指と下段。
とすると、この配列案はあまり使えないのではないのだろうかという気がしてきました。
代わりの打鍵をまた考えていく事にします。

05/03/13 片手用配列(英数記号)

昨日までひらがなの配置を決定してきましたが、これだけでは実用的とは言えません。
と言うのも、英文字や数字、そして記号の配置がされていないからです。
英数記号の配置は「通常のカナ配列内に組み込む方法」と「独立して英数記号専用の配列を作る方法」がありますが、 英文字の場合は連続2文字以上入力するパターンが殆どなので後者の方法が妥当かと思われます。
数字に関しては平仮名に混ざって出てくることがあるので、カナ配置の中にも独立配置にも両方組み込んでおいた方が無難かと思われます。
とりあえず今日は数字の独立配置について。

|小 |薬 |中 |人 |伸 |左手
|+ |1 |2 |3 |. |上段
|− |4 |5 |6 |= |中段
|0 |7 |8 |9 |/ |下段
こんなもんでどうでしょうか。
シフトを押しながら入力すると「連続シフトで数字が打てる」等の設定として組み込むか、 特殊な2打を打つと数字モードに切り替えるように設定するといいかも知れません。ここまで複雑化する場合「窓使いの憂鬱」が必要かと思われます。

05/03/12 片手用配列(同指率を下げてみる)

「小指・薬指」のグループと「中指・人差し指のグループ」に分け、それぞれに子音・母音を割り振ると同指率の減少が可能ですし、分かり易いのではないかと思って配置してみました。

|小 |薬 |中 |人 |伸 |左手
|ア |ウ |や |な |か |上段
|イ |エ |ら |は |さ |中段
|゛ |オ |わ |ま |た |下段
「あ行」は一打で入力。
足りないものは「な゙」「ま゙」「や゙」「ら゙」に割り振る。
確かにこうすると、「二打目は必ず薬・小指に来る」という考えから指もスムーズに進みますし、「各グループを行き来する交互率が高くする」ことで指運上昇も図れます。
ちなみに「゛」は「★」として、プレフィクスシフトとして扱うと面白いかも知れません。

ですが、母音は「薬・小指」のグループに入れると打ちにくくなるので左右反転してみました。
|小 |薬 |中 |人 |伸 |左手
|か |な |や |ア |ウ |上段
|さ |は |ら |イ |エ |中段
|た |ま |わ |オ |゛ |下段
こちらの方が打ちやすくなる気がします。人差し指は母音と濁点のみ。

でも折角の2打打ちなので、1打目と2打目で別の世界を作り昨日の配列のように纏めてみました。
一打目
|小 |薬 |中 |人 |左手
|か |な |や |あ |上段
|さ |は |ら |゛ |中段
|た |ま |わ |゜ |下段

ニ打目
|小 |薬 |中 |人 |左手
|● |● |ウ |ア |上段
|● |● |エ |イ |中段
|● |● |● |オ |下段
さっきよりも交互率(?)は減少しますが、打ちやすさは変わらないような気がします。むしろ人差し指を伸ばさなくて済むので打ちやすいかも知れません。

ですが、まだ頻度の高い「あ行」などが指運の悪い位置にあるのでそれらも含めて再配置してみます。
昨日の解析によると「や・は・ま・わ」の頻度が低いらしいので。それを考慮した上で置き換えてみます。
一打目
|小 |薬 |中 |人 |左手
|あ |た |や |わ |上段
|か |な |は |゛ |中段
|さ |ら |ま |゜ |下段

ニ打目
|小 |薬 |中 |人 |左手
|● |● |ウ |ア |上段
|● |● |エ |イ |中段
|● |● |● |オ |下段
これで完成。上下移動は激しいものの、スムーズに打つことが出来ます。打鍵数こそは増加しますが、こちらの方が指運などは良くなる気がします。
2打目において、清音母音と鏡面配置で濁音母音を配置するという方法もありますが、打鍵制を考えるとしないほうがいいでしょう。
あとは「ー」や「、。」など最低限必要なものも出てきます。今度それらも考えていく事にしましょう。

05/03/11 片手用配列(伸を使わない)(2)

昨日の片手用配列と片手さくら配列についてしばらく考えてみましたが、伸を使わない場合は単純計算で同指率が20%も減少することになります。
ただし、打鍵数は増加してしまいます。と考えるとどちらがいいのか悩むところ。まだどちらがいいのかの検証は保留とします。

少しだけ組みなおし。

1打目
|小 |薬 |中 |人 |左手
|や |ま |は |な |上段
|た |さ |か |あ |中段
|っ |ん |わ |ら |下段

2打目
|小 |薬 |中 |人 |左手
|オ゙|ヴ|イ゙|ア゙|上段
|オ |ウ |イ |ア |中段
|イョ|エ゙|エ |★ |下段

3打目(★の後)
|小 |薬 |中 |人 |左手
|オウ|ウウ|オイ|アイ|上段
|エイ|イ゙ャ|イ゙ュ|イュウ|中段
|イ゙ョ|イャ|イュ|イョウ|下段
ところで両手打鍵と同様に片手用配列でも本当に打鍵を良くしたいならばだいぶ複雑になってくるんですよね。
例えば一打目が上段ならば二打目は下段でない方が良いですし、一打目が下段ならば二打目は上段の方が良くなります。
でも、あまり複雑化し過ぎると利用したいと思う人は少なくなるような気がします。

05/03/10 片手用配列(伸を使わない)(1)

昨日述べました「人差し指を伸ばすことが無いような片手配列」を作成してみることにします。
昨日までは概存の配列を改造して使っていたので何も考える必要が無かったのですが、今回は「各行」「各列」の頻度計測が必要となってきます。
頻度表は 「1.Dvorak(40869文字)」 「2.Wisteria(227320文字)」 「3.M式(1175054文字)」 「4.2ちゃんねる(1699767604文字)」 とあり、普段は「4」を使うのですが、「行・列」ごとに纏まっていなくて計算も面倒なので今回は「3」を使います。
列については「い>お≧あ>う>>え」
ただし濁点も考慮すると、「い>お≧あ≧う≫え≫お゙≧ゔ>あ゙>い゙≧え゙」となります。
行については「あなかたさらやはがまだざわばぱ」の順。
「ぱ=な゙」として、濁点も合計すると「あかなたさらやはまわ」となりました。
以上を考慮しながら規則的に配置していきましょう。

1打目
|小 |薬 |中 |人 |左手
|や |ま |は |な |上段
|た |さ |か |あ |中段
|● |● |わ |ら |下段

2打目
|小 |薬 |中 |人 |左手
|オ゙|ヴ|エ |ア゙|上段
|オ |ウ |イ |ア |中段
|● |● |イ゙|エ゙|下段
1打目で2キーが余りますが、「ゃ、ゅ、ょ、っ、ん」あたりが妥当しょうか。2つなので「っ」「ん」とします。
2打目で2キーが余りますが、拗音に拡張しましょうか。
1打目
|小 |薬 |中 |人 |左手
|や |ま |は |な |上段
|た |さ |か |あ |中段
|っ |ん |わ |ら |下段

2打目
|小 |薬 |中 |人 |左手
|オ゙|ヴ|エ |ア゙|上段
|オ |ウ |イ |ア |中段
|イョ|★ |イ゙|エ゙|下段
3打目(★の後)
|小 |薬 |中 |人 |左手
|● |● |● |● |上段
|● |● |イ゙ュ|イ゙ャ|中段
|イャ|● |イュ|イ゙ョ|下段
折角3打目に空いている所があるので、母音拡張でもしてみましょうか。
昨日使用した、7つの連母音がちょうど入るので、使うことにします。
1打目
|小 |薬 |中 |人 |左手
|や |ま |は |な |上段
|た |さ |か |あ |中段
|っ |ん |わ |ら |下段

2打目
|小 |薬 |中 |人 |左手
|オ゙|ヴ|エ |ア゙|上段
|オ |ウ |イ |ア |中段
|イョ|★ |イ゙|エ゙|下段

3打目(★の後)
|小 |薬 |中 |人 |左手
|オウ|ウウ|オイ|アイ|上段
|オウ|イュウ|イ゙ュ|イ゙ャ|中段
|イャ|イョウ|イュ|イ゙ョ|下段
少し複雑化し過ぎたでしょうか。
連母音に関しては、慣れなければ使わなければいいだけの話ですので、配置していても問題無いですね。
「★」は人差し指か中指の方がいいかも知れません。
1打目
|小 |薬 |中 |人 |左手
|や |ま |は |な |上段
|た |さ |か |あ |中段
|っ |ん |わ |ら |下段

2打目
|小 |薬 |中 |人 |左手
|オ゙|ヴ|エ |ア゙|上段
|オ |ウ |イ |ア |中段
|イョ|エ゙|イ゙|★ |下段

3打目(★の後)
|小 |薬 |中 |人 |左手
|オウ|ウウ|オイ|アイ|上段
|イ゙ュ|イ゙ャ|オウ|イュウ|中段
|イ゙ョ|イャ|イュ|イョウ|下段
連母音を使うならば「あ行」はもう少し指運が悪くてもいいかも知れません。
また、月配列のように「★」は中指中段あたりに持ってくるのもアリだと思います。
さらに1打目の左下の2つのキー(「ん・っ」を配置したところ)を「☆」として、ランダムに拗音等を配置すると、打鍵数だけは稼げそうです。
もうすこし調整は必要かも知れませんね。

ここまで作りましたが、左手さくらとどちらがいいものか。
しばらく使ってみる必要がありそうです。
こちらも機会があれば菱用設定ファイルを配布致します。

05/03/09 左手さくら配列

さくら配列」(野分氏作)は以下のようになっています。

さくら配列
|小 |薬 |中 |人 |伸 |  |伸 |人 |中 |薬 |小 |
|わ |は |ま |ら |あ |上段|ィ |イャ|イュ|イョ|ェ |
|や |な |た |さ |か |中段|イ |ア |ウ |オ |エ |
|ぱ |ば |だ |ざ |が |下段|ィ |ァ |ゥ |ォ |ェ |
「1打目=左手」「2打目=右手」の完全交互配列です。
ただし実際は、母音キー押しっぱなしで連続子音入力ができたり、途中にスペースを押すことで特殊な単語が入力できたりと、もう少し発展性に富んだものとなっています。
これを「1打目=左手」「2打目=左手」とする片手用配列に改造してみましょう。
左手さくら配列
1打目
|小 |薬 |中 |人 |伸 |左手
|わ |は |ま |ら |あ |上段
|や |な |た |さ |か |中段
|ぱ |ば |だ |ざ |が |下段

2打目
|小 |薬 |中 |人 |伸 |左手
|ェ |イョ|イュ|イャ|ィ |上段
|エ |オ |ウ |ア |イ |中段
|ェ |ォ |ゥ |ァ |ィ |下段
これで他の片手用配列よりも打鍵性も良いのではないでしょうか。
でも2打目の下段および上段の両端をあまり使わないのは勿体無いですね。
折角なので、連母音を塔載することにします。
どんな連母音を塔載するかと言う問題になりますが、AZIKやSKY++でもある「ai, ei, uu, ou」あたりが有効でしょうか。 拗音については「よろしければ配列について教えろ」の頻度表(約17億文字から計測)の上位にあります、「ょう」「ゅう」が有効かと思われます。 残り一つなのですが、「DvorakJPののサイト内の二重母音頻度表」から見て、「oi」を取ることにします。
連母音を取る事により、「あ行」が一打で打てない欠点もカバーできたのではないでしょうか。
左手さくら配列
1打目
|小 |薬 |中 |人 |伸 |左手
|わ |は |ま |ら |あ |上段
|や |な |た |さ |か |中段
|ぱ |ば |だ |ざ |が |下段

2打目
|小 |薬 |中 |人 |伸 |左手
|イョウ|イョ|イュ|イャ|イュウ|上段
|エ |オ |ウ |ア |イ |中段
|エイ|オウ|ウウ|アイ|オイ|下段
例えば「こ=か+オ」「きゅ=か+イュ」「きゅう=か+イュウ」
見る限り片手打鍵として十分に機能出来てるのではないでしょうか。
また今度、細かい打鍵法と共に独立したページを作り、菱用設定ファイルを配布しようかと思います。

いつか自作する「片手用かな配列」の参考にと作ってみたのですが。左手さくらに勝てる気がしません;;;
次回、人差し指を伸ばすことが無いような片手打鍵(たぶん拗音未登載)を試作してみます。

05/03/08 左手チョイを改造してみる

左手チョイ」(増田忠士氏作)は要約すると以下のような配列となります。

1打目
|小 |薬 |中 |人 |伸 |左手
|S2 |は |な |た |● |上段
|S1 |さ |か |あ |わ |中段
|● |ら |や |ま |● |下段

2打目
|小 |薬 |中 |人 |伸 |左手
|● |● |オ |エ |● |上段
|● |ウ |イ |ア |● |中段
|● |● |● |● |● |下段

「S1=゛」「S2=゜」「あ゛行=ぁ行」「や゛行=ゃ行」「つ゜=っ」+α
ですが、2打目の下段が余っているので、「Phoenix」や「mykey」のように「あ゛」等を塔載するというのはどうでしょうか。
1打目
|小 |薬 |中 |人 |伸 |左手
|S2 |は |な |た |● |上段
|S1 |さ |か |あ |わ |中段
|● |ら |や |ま |● |下段

2打目
|小 |薬 |中 |人 |伸 |左手
|● |● |オ |エ |● |上段
|● |ウ |イ |ア |● |中段
|オ゙|ヴ|イ゙|ア゙|エ゙|下段

「あ゛行=ぁ行」「な゛行=ぱ行」「や゛行=ゃ行」「つ゜=っ」+α
例えば「ぐ=か+ヴ」「ゅ=や+ヴ」。
でも拗音に4打かかると打鍵数が「qwerty配列」よりも劣りますし、不満が残りますね。拗音塔載した上で纏めてみましょう。
1打目
|小 |薬 |中 |人 |伸 |左手
|S2 |は |な |た |● |上段
|S1 |さ |か |あ |わ |中段
|● |ら |や |ま |● |下段

2打目
|小 |薬 |中 |人 |伸 |左手
|エ゙|オ゙|ア゙|イ゙|ヴ |上段
|エ |オ |ア |イ |ウ |中段
|拗ヤ|拗ユ|★ |拗ヨ|拗゙ヨ|下段

3打目(★の後)
|小 |薬 |中 |人 |伸 |左手
|● |拗゙ャ|● |拗゙ュ|● |下段

「あ゛行=ぁ行」「な゛行=ぱ行」「や゛行=ゃ行」「つ゜=っ」+α
例えば「ぎゅ=か+★+拗゙ュ」。
これで打鍵数は「あ行」・「ふぁ行」・その他一部を除いて「qwerty配列」と並んだでしょうか。

今さらなんですが、完全交互配列って1打目も2打目も左手に寄せることで全てこのような片手配列に組み込む事が可能なんですよね。
次回あたりに「さくら配列」(野分氏作)など、他の完全交互配列の片手仕様を試してみようかと思います。
#片手さくら配列、抜群に使いやすそうです。

05/03/07 出会った奇跡は出会えない忘れない軌跡

タイピング・チェッカー「どんなもん打」で 「であったきせきはであえないわすれないきせき」をを何秒で打てるかというのが流行っていますね。
面白そうなので挑戦してみました。こちら
やっと2.4秒を切れました。問題は同指打鍵と異手打鍵をいかに乗り切るかでしょうか。

打ち方としては特に工夫は無く、手首を浮かせて力を抜いて指を走らせるように打つとこのタイムが出ました。
私の場合、異手打鍵よりも同手打鍵の方が速いみたいですね。アルペジオとなるとさらに高速。この手のソフトは普段分からないデータを取れるだけにとても参考になります。
ただし、時間計測にいてハードディスクの書き込みなどの影響でずれが生じる場合もあるとのこと。本当に私もこの速度で打てているのか微妙なところです (何回か計測していると、3秒以内なのに「全所要時間4秒」となったり「3秒」となったりします。他のサイトでも同様のものを見たことがあります)。
なお、画像ファイルは記録を更新するごとに置き換えるものとします。

05/03/03 今、「月3-285改」以外に作りたいもの

現在は「月3-285改」の改造に本腰を入れていますが、それ以外にも作りたいものが色々とあります。
今日はそれについて。




1.携帯電話用完全交互配列
現在携帯電話用配列として存在する「ポケベル打ち」を両手で打つとある程度は速く、しかも楽に打てるのですが、同手打鍵や同じキーの連続打鍵が多く打ちにくいのです。
携帯の10ボタンにおいて2打の組み合わせで打てるパターンは「10×10」の100通り。#*も使うならば「12×12」の144通り。打ちやすい組み合わせは沢山あるのだから、打ちやすい組み合わせに仮名を配置していこうというものです。
1打目は右または中列「369#2580」。2打目は左または中列「147*2580」。
モバイル端末では実装可能な気もしますが携帯電話ではどうやって実装したらいいものか(致命的)・・・。
#03/06追加 2打目専用キー(1打目には来ないキー、「147*」)を1打目で打つと、頻出文字「い・ん・う・し」が出るようにしようかと思います。
なお、この配列は両手打ちに特化したものであり、片手打ちには適しておりません。





2.片手(左手)用かな打ち(2〜4シフト)
左手のみを使用し、最頻出の7文字は1打で、残りの頻度の低い文字は2打か3打で打てるようにしたもの。もしかすると親指シフトも使用するかも知れません。
ネットゲームや検索時など、マウスを使いながら入力もしたい時に便利です。また、怪我など片手が使えない環境でも問題なく打てる利点もあります。
コンセプトは「片手チョイ」に似ているのですが、なるべく同指率を減少させ、打鍵数の減少も図り、qwerty配列並みの機能を片手で果たせるようにしたもの。
余った右手領域には「Enter、BackSpace、↑←↓→」を配置したいと思っています(スペースを押しながら「rdcf」で「↑←↓→」もアリかなと思っています)。
色んなシフトの可能性がありすぎて、具体的な配置は全く決まっていません。
(個人的メモ
「a・z」はシフトに最適かも。
ホームポジションを「sdfg」とするのはどうか。
「qazyhn・スペース」を全てプリフィクスシフトキーとして使うのはどうか。
「rfvedc」をプリフィクスシフトキーとして使うのはどうか。
「rfvqaz」をプリフィクスシフトキーとして使うのはどうか。)




3.交互率・打鍵数計測プログラム(ActivePerl版)
JPerlが無くてもActivePerlのみインストールされていれば使えるもの。
画面の指示に従って打ち込むだけで直感的に打てるものにしようかと思っています。
濁音(実装/未実装)・拗音(実装/未実装)各場合に対応できるようにする予定。
(個人的メモ

1.平仮名→「一打なら0/二打なら00」に置換して文字数計測したものが打鍵数。
2.平仮名→「左手なら0/右手なら1」に置換。→01という文字の個数計測。10という文字の個数計測。両方の和が交互数。元の文字数で割ったものが交互率
「2.」の置換を行う事でも打鍵数の計測は可能。計測のたびスカラー変数をリセットしてメモリーを稼ぐ。)

05/03/02 いままでに作った改造月配列

私が「mikado」と名乗り始めたのは文字頻度表を出した時で、それまで掲示板では匿名で投稿していました。
その間にもいくつか公表したものがあるのです。
特に有用的なものは「月3-154(148、149も含む)」と「月3-196」です。


前者「月3-154」は「普通の月配列では1文字に3打以上かかることがある」という難点を克服しつつ、覚え易さも損なわないように作った物でした。
この配列は「月2-263」さえマスターしていれば何の抵抗も無く使えるもので、殆ど交互率も落ちないもので公開してからはずっとこれを使っていました。
「ぎ」と「ぐ」を入れ替え、さらに「れ=kl」「ち=ds」とするとさらに打ちやすくなります。


後者「月3-196」は「右手・左手それぞれの中指・薬指をシフトとした4シフト制月配列」です。2005年の1月1日にお祭り気分で公開したものです。
左右2シフトずつとすることで、打鍵率の左右均等化と外見の美しさを図ったものでした。
左右どちらにも濁点シフトがあり、濁音を清音と同じ位置に配置できる可能性が上がるため、覚え易さもキープしています。
ですが、頻度の高い「か」を降格させてしまった事によって、個人的には打ちにくい感覚がありました。特に「か」の直後に左手下段や左手シフトが来たりすると抵抗が大きかったように思います。


今手元に、どちらの「菱用設定ファイル」もあります。
欲しい方がおられるかは分かりませんが、折角ですのでいつかページ上にて配布しようかと思います。

月配列とは?
「月3-285改」
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更新履歴
05/04/16
つばめ配列公開
05/03/31
海配列(2.00)配布
05/03/24
海配列(1.00)配布